高級店からB級グルメまでそろう美食の街「香港」。
今回の旅では、旅行者があまり訪れることのない九龍(KOWLOON)側の馬頭圍(MA TAU WAI/マータウワイ)地区に宿泊し、早朝の市場を散策してきました。
紅磡(HUNG HOM/ホンハム)駅からバスで約7分。
女人街のある旺角(MONG KOK/モンコック)からタクシーでも50HK$-65HK$くらい(日本円だと750円くらい)。
いい意味で昔ながらの香港らしいローカルな雰囲気を味わえる楽しい街でした。
今回は市場で見かけた駄菓子屋さんをご紹介しますね。
土瓜灣(湾)街市でみつけた駄菓子屋さん
馬頭園エリアの「土瓜湾街市(To Kwa Wan Market)」は、香港の地元の方が利用する市場で、1階が野菜、果物、花屋、フードコート、2階が鮮魚、肉、衣類、乾物売り場になっています。
野菜を扱う八百屋さんでは、野菜の根をきれいにカットして並べていました。
野菜を扱うお店だけでも10軒以上あるので、お得意さんが決まっているのでしょうか。
ひとつひとつ手作業で葉を揃え、根を落としきれいに陳列。
市場の中だけでなく街頭でも見られたお肉屋さんの風景は圧巻です。豚足はもちろん、心臓や顔までほとんどの部位が切ったそばからお店に並びます。さすがに撮影できませんでしたが、1階にはケージに入った生きた鶏もいて、選ぶとその場で絞めてもらえるようです。
ほとんどのお肉屋さんが豚肉でした。
お魚も切り身から生きたウナギやカエルまで種類は豊富。
家庭でこんなに新鮮な魚を買って食べているなんて、さすが食の香港ですね。
調味料や香味野菜などは1階に、乾物などは2階にとエリアが分かれているので迷うこともありません。少量から計り売りで購入できるのはいいですね。こんなところで毎日買い物したい!
乾物屋さんでは、豆や燻製類、春雨のほか乾燥めん類などが並んでいました。
乾物屋さんの片隅にお菓子売り場を発見。
ポットやばら売りの駄菓子屋さん
ポットに入ったイカやばら売りのスナック菓子など、ほしい数だけ買えるまさに香港の駄菓子屋さんですね。
キャンディーやチョコレートの大袋からほしいだけ買うことができます。
ヨーヨーやマイクのおもちゃなどもありました。
売店のような駄菓子屋さん
また、土瓜灣街市2階の奥のほうにも売店のようなお菓子売り場がありました。
タバコ屋さんがお菓子も売っているのかしら?と思いましたが、どうやらそうではないようです。
こちらで見たことのないコーンのスナック菓子をのふたつ購入。
フィリピンのお菓子のようです。
お酒のおつまみにぴったりなので街で見かけたら買ってみてください。
馬頭園の街中で見つけた駄菓子屋さん
馬頭園をふらふら歩いていると日本のガチガチャを発見。
駄菓子屋さんというよりもお菓子屋さんですが、店頭にゲーム機があると「おぉ!」と気分が上がり、引き寄せられるようにお店に入ってしまいました。
私が以前香港を訪れたのは香港返還前でしたので、いわゆるガイドブックに載っている場所はきれいになり、ディープな香港の雰囲気は少なくなったなという印象を受けました。なので、馬頭園での古き良き香港のローカルな雰囲気を味わうことができて大満足。
現在「馬頭園駅」を建設中でしたので、完成すれば電車でも訪れることができるようになりますね。
土瓜湾の街中や市場は朝の7時からにぎわっているので、すぐそばの「iclub Ma Tau Wai Hotel 」に宿泊して朝活するのがおすすめです。ホテルは安くてきれいでおすすめですよ(日本人客いないけど)。
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