京急「日ノ出町」駅のそばに、横浜で一番古い駄菓子・玩具問屋「佐野屋本店」があります。
問屋というと個人では入りにくいのですが、佐野屋本店さんは小売りもOK。
「お客様の欲しいものが、欲しいときに、欲しいだけご用意できることをめざしています」が会社のポリシーとのことですが、とても親切に対応していただきました。
佐野屋本店
創業1897年(明治30年)、今年でなんと124年目になる駄菓子と玩具の問屋さんです。現在のご主人は5代目というからすごいですよね。
お店に入ると顔をかざして体温を測るAI検温器がありました。歴史は古いけれど設備は最新!
基本は箱単位での販売ですが、ばら売りのおもちゃもありました。
1階は楽しい玩具
1階が玩具。駄菓子屋さんでよくみるシャボン玉やメンコ、リリアン、ソフトグライダーなどのほかにも、バドミントンやボールなどすぐに遊べるおもちゃもたくさん。今では大変珍しい純国産の紙風船もありました。
台紙付きの当てくじや、昔ながらの小さなおもちゃは懐かしいものばかり。
学校や子供会だけでなく、飲み会や結婚式の2次会など大人のイベントに用意すると盛り上がること間違いなし。
最近では昭和レトロがブームなので、私が子供の頃に遊んだようなキラキラかわいい懐かしおもちゃがファンシーショップでも見かけるようになりました。
佐野屋本店さんはワクワク宝探しのようでとても楽しいです。
2階は駄菓子のまとめ売り
駄菓子は階段を上がって2階へ。
お菓子は箱や袋単位なのでばら売りはしていません。まとめ買いなので安いし、それぞれの箱に値段が書いてあるのでわかりやすい。
5代続く老舗駄菓子問屋さん
とても優しそうな似顔絵は4代目(先代)。
実は佐野屋本店さんは他の駄菓子問屋さんから教えてもらい知りました。
2020年に製造終了になった「コリスの80付大当」を探していて、南部市場の駄菓子問屋南部新会田さんへ電話をしたら、
「うちにはないけれど佐野本店さんならあると思うから、電話番号いうからメモして!」
と親切に教えていただきまして。(翌日お礼に行ってきました)
佐野屋本店さんに電話をしたら
「ひとつだけあるから取っておくよ。来るときは袋持ってきてね」と。
「お客様の欲しいものが、欲しいときに、欲しいだけご用意できることをめざしています」
お店のサイトに小さく書いてあったポリシーがとても印象に残っています。
コロナ禍で外出していないこともありますが、久しぶりに温もりが感じられるやり取りをした気がしました。
佐野屋本店 概要
- 横浜市中区日ノ出町2-152
- 045-231-4185
- 定休日 日・祝/第2・4土曜日
- 9時~17時
- 最寄り駅 京急「日ノ出町」駅徒歩3分
- 駐車場なし
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